先日、「DecideNow」というスマホアプリをリリースいたしました。AHP(階層分析法)というロジックを用いて、日々の意思決定を簡単に、かつ理論的に行うことができるアプリとなります。
日常で意思決定が必要な場面
人はほとんど無意識のうちに毎日35,000回の「意思決定」を行っていると言われています(参考論文)。例えば、
- 今日は朝食を食べるか? 食べるとしても何をどれだけ食べるか?
- 仕事をいつ始めるか? いつ休憩するか?
- スマホの通知をチェックするか? 後回しにするか?
- 相手のメール/LINEにどのように返事するか?
などなど。。挙げればキリがありません。意思決定には脳のリソースを使うので、なるべくパッと決めてしまう。もしくは意思決定しなくて良いようにする(スティーブ・ジョブズがファッション選択に脳のリソースを割きたくないという理由で毎日、黒のタートルネック+ジーンズというスタイルだったのは有名です)。脳を最大限活用するために、そういった日々の小さな工夫が大切になることもあります。
・・・とはいえ、そう易々と決められない意思決定も確かに存在します。
- 車を購入するか? 買うにしてもどのメーカーにするか?
- 転職先はA社とB社のどちらにするか?
- 旅行先候補の3つのうち、今年はどこに旅行するか?
もちろんこのような重要な意思決定もパッと決めてしまうツワモノもおりますが、一般的には頭を悩ませる問題です。下手したら何ヶ月も悩むこともあるでしょう。
そこで、このような重要な意思決定を「理論的に」「簡単に」「スピーディーに」行うことができるスマホ専用アプリ「DecideNow」の登場です。
DecideNowとは?
そもそも意思決定が難しい理由というのは、評価軸が複数絡み合っているからです。どういうことかというと、例えば就職先を企業A, B, Cのどれにしようか悩んでいるとします。そこで、もしあなたの会社選びの基準が「年収」だけだったら何も迷いません。単純に年収が最も高い会社を選べば良いでしょう。
しかし、事はそう単純ではありません。年収はもちろん大事ですが、だからといって業務時間が異常に長かったり、人間関係が悪かったり、毎年転勤があったり、そういった状況だといくら年収が高くても「うーん」となってしまうのが人情です。
つまり、会社選びの軸は「年収」「忙しさ」「やりがい」・・・・などと複数の要因が絡み合っているから難しいのですね。すべての要素が自分の思い通りな会社なんて基本ありません。
そして、この企業選びの要因が何なのかは人によって異なりますし、どの要因を重視するのかも人によって違います。そこで、DecideNowはあなたが意思決定に必要な要因を入れて、あとは画面に従って3分ほどポチポチしていくだけで「あなたにとって最善な選択肢」を理論的に導くことができます。
具体的にどのような計算を行なっているかは以下の記事をご参照ください。

使い方
DecideNowの使い方については以下のYouTubeチャンネルをご覧ください。
ダウンロード
DecideNowは以下のリンクよりダウンロードできます。基本利用に関しては完全無料なのでぜひお試しください。
